温度センサーとは?
温度センサーとは、文字通り物や空気の温度を計測することが出できる機器です。
主に、接触式と非接触式の二種類に分かれます。
接触式温度センサーには、熱電対、白金測温抵抗体、サーミスタ測温体、バイメタル式温度計、液体充満式温度計および水銀温度計等があり、広く使われています。
対して非接触式温度センサーは、物体から発せられる赤外線を計測することで温度を測定します。
もっと温度センサーのことを知りたい方には、次の記事もお薦めです。
温度の記録・計測について知りたい方は、次の記事をご覧ください。
温度センサー 製品紹介
- Pt100 温度センサー TPT100
- 温度センサーTPT100ST
- 温度センサーTPT100STmini
- Pt100表面温度センサーTPT100F
- Pt100海水温度センサーTPT100Ti
- 熱電対温度センサーTCTU2
- 熱電対表面温度センサーTCTU2F
- 赤外線温度センサーSI-111
温度センサーの種類
上記でも述べたとおり、温度センサーには接触式と非接触式の二種類のものがあります。
接触式温度センサーの中でも多く使われているのが気温を測る温度計です。
公的な気象観測に用いられる温度計は、ガラス製温度計・金属製温度計・電気式温度計があります。
ガラス製温度計は皆さんにも馴染み深いものではないでしょうか。
ガラス製の毛細管の中に、水銀や赤く着色したアルコールなどが入っており、
気温変化による体積の変化で温度を測定します。公式な気温の観測などには水銀温度計が使われます。
金属式温度計は温度を測定する感部にバイメタル(2種類の金属を組み合わせたもの)が使われます。
気温の変化による変形で温度を測定します。構造が簡単で安価なので家庭用に広く普及しています。
電気式温度計は温度を測定する感部に白金を使用しています。
この白金の温度による電気抵抗の変化によって温度を測定します。
代表的な白金測温抵抗体は、Pt100、または、Pt1000 を使用されています。
自動計測、遠隔計測に適するため、気象庁などの多くの機関で使用されています。
接触式温度センサーの測定方法を想像するのは難くありません。
なにせ空気や物体と直接触れ合っているからです。
それでは非接触式温度センサーはどのように温度を測定しているのでしょうか。
まず熱を持っている物体からは必ず赤外線というものが発せられています。
もちろん温度が上がることにより、比例して赤外線量も増えていきます。
この赤外線量を測定することで物体の温度を測っているのです。
代表的なものはやはりサーモグラフィです。サーモグラフィは物体の表面から発せられる赤外線を測定し、表面温度に色を割り当てて視覚的に分かりやすくしたものです。
非接触式なので、動いているものや危険で近づけないものでもリアルタイムで測定できることがメリットとして挙げられます。
また接触式では接触している部分のみでしか測定することが出来ませんが、
非接触式では広い範囲を相対的にリアルタイムで測定できることも大きなメリットとして挙げられます。
温度センサーの種類については、次の記事も参考になさってください。
温度センサーの活用
気温は寒暖の違いとして人々の日々の活動において直接関係し、動植物の成育と関係が深いので、 日常生活や各種産業などにおける指標として利用されています。 温度センサーとは、文字通り物や空気の温度を計測することが出来る機械です。 主に、接触式と非接触式の二種類のものがあります。 接触式温度センサーには、熱電対、白金測温抵抗体、サーミスタ測温体、バイメタル式温度計、液体充満式温度計および水銀温度計等があり、広く使われています。 対して非接触式温度センサーは、物体から発せられる赤外線を計測することで温度を測定します。
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