2020-09-09

 暑さ指数(WBGT)は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されています。(公財)日本スポーツ協会では「熱中症予防運動指針」、日本生気象学会では「日常生活に関する指針」を公表しています。労働環境では世界的にはISO7243、国内ではJIS Z 8504 「WBGT(湿球黒球温度)指数に基づく作業者の熱ストレスの評価-暑熱環境」として規格化されています。
(公財)日本スポーツ協会の「熱中症予防運動指針」(スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック2019)の指針は以下の通りです。
・WBGT21℃未満:ほぼ安全(適宜水分補給)
通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要であり、市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意とされています。
・WBGT21~25℃:注意(積極的に水分補給)
熱中症による死亡事故が発生する可能性があり、熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給するとされています。
・WBGT25~28℃:警戒(積極的に休憩)
熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給し、激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとるとされています。
・WBGT28~31℃:厳重警戒(激しい運動は中止)
熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避け、10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行い、暑さに弱い人(体力の低い人、肥満の人や暑さに慣れていない人など)は運動を軽減または中止とされています。
・WBGT31℃以上:運動が原則中止
特別の場合以外は運動を中止、特に子どもの場合には中止すべきとされています。

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