届出・検定制度 (4)気象測器の検定

2021-01-09

検定の内容

検定の対象になる測器は、温度計・湿度計・気圧計・風速計・日射計・雨量計・雪量計です。検定では構造検査と器差検査が行われますが、「型式証明」を取得した測器については、構造検査が省略できます。

検定の有効期間

検定には有効期間があります。期間は測定原理や素材、可動部の有無などを考慮し定められています。例えば、風速計や雨量計のような可動部のある測器は5年で、電気式温度計や超音波風速計のような可動部のない測器は無期限になっています。なお、有効期間は検定に合格すると発行される検定証書にも記載されています。有効期間が過ぎた場合は、再検定を受ける必要があります。

気象測器は屋外の風雨や日光に晒される環境下に設置されますので、有効期限にかかわらず定期的な保守点検が重要です。

お問合わせ

Copyright© 気象観測システムのフィールドプロ All Rights Reserved.