水位計について

2020-01-24

 水位計はさまざまな場面で使用されています。特に使用頻度が高いのが河川です。降水量が多い場合、河川の水位をしっかりと計測しておかないと河川などが結界した際に対策が遅れてしまう恐れがあります。そのため河川で使用される場合が多くなっているのです。水位計には様々な種類の水位計があります。たとえば水位標です。この計測方法は水中の水位標によって水位を目視により直接観測する方法です。この方法は昔から使用されていますが、正確な数値が測れないことがあります。また、何らかの原因で水位が上昇している場合、天候や災害などの理由で直接観測をすることで危険を伴う場合があります。その他にはフロート式水位計があります。この測定方法は浮きを水中に浮かべてその上下のプーリーの回転を用いて水位計の内部機構により水平軸の動きや角度を変えて記録して水位を計測する方法です。また、気泡式水位計もあります。水中に開口した部分からゆっくりと気泡を出します。その時に管内には圧力がかかります。この圧力を利用して圧力を計測して測定をする方法です。圧力を計測して水位を測ることができるということを不思議に思う方もいますが、管内の圧力は大気圧と開口部にかかる水圧を足すと等しい値になるので、大気圧を引いて開口部の圧力から水位を求めることが出来ます。このように今では様々な方法で水位が測られています。また現在では、水位を測る利便性は従来よりも増しています。

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