2020-01-14

 水位計は私達の生活に欠かすことができない計測器になります。日本では夏にゲリラ豪雨などが発生して河川の水嵩が普段よりも高くなってしまうこともあります。また、秋口の台風は風だけでなく猛烈な雨を降らせるタイプのものが縦断することがあるため、河川の増水や氾濫が発生することも少なくありません。過去に例を見れば、河川の増水によって建物などが倒壊することもありましたし、床下浸水の経験がある方もいます。日本もこのような災害が毎年のように起こりますが、事前に避難をすることによって住民が命を落としにくくなっています。例えば、河川の水嵩を水位計を用いて観測することによって、危険レベルまでの増水が発生した時に河川の近くに住んでいる住民を早めに避難させられれば、河川が氾濫した場合でも周辺住民の命を守ることができるでしょう。このように災害時にも役立てられる水位計ですが、河川だけでなく、水路やダム、井戸など様々な用途で活用することが可能です。
 通常水位計を購入する際には、専門の業者に依頼をすることになります。水位計が販売されているのでしょうか。水位計には複数の種類がありますが、例えば圧力式水位計は二重ダイヤフラム構造をしている製品で、高精度の計測を実現することができます。耐食性を考慮している製品も数多く、筐体にステンレス製を採用することによって腐食しにくく、耐久性が高くなります。海水用のチタン筐体もあります。水位計にはそれぞれ使用可能温度範囲があります。製品によっては凍結しないような場所で使用しなければならないものもあります。逆に暑すぎると内部の回路を壊してしまう可能性があります。使用可能な温度範囲内で水位を観測するようにしましょう。
 水位計を設置する際には、水位計の原理を考慮して設置するのが一般的です。量水板は観測員が目視で目盛を確認するものなので、水流が比較的安定しているところで観測することが求められます。つまり、水位が常に大きく変動するような場所での使用は控えるようにしましょう。また、観測員が監視しやすい場所に設置するのが一般的です。水圧式は、流路や川床の変動が少ないところに設置するのが一般的になります。流木のある河川や高流速の河川だと機器が破損する恐れがあるので、注意が必要です。超音波式は非接触型の水位計なので、投げ込み式設置時のような心配はありませんが、消費電力が大きいので商用電源の引き込みが可能なところに設置する必要があります。

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