気象庁等で観測・発表される気温データと体感温度は異なります。気温の計測は広い芝生の上で直射日光が当たらず風通しの良い条件で行われます。気象庁では強制通風筒と呼ばれる、ファンによって強制的に空気を循環させる筒の中に温度計が挿入されています。 地面の状態によっても体感温度は異なり、アスファルトよりも芝生や土のほうが快適に感じます。立っている地面にも目を向けるといいでしょう。また、大人よりも子供のほうが、身長が低い分地面からの照り返しの影響を強く受けます。大人が暑いと感じるとき、子供のほうがさらに過酷な環境にいることになりますので、注意が必要です。