日照計をチェックしてみよう

2019-12-13

 太陽は地球にとって無くてはならない存在です。地球上に住む生き物が暮らしていけるのも太陽の力が大きく影響しており、現在は太陽光を利用して様々な研究が行われています。太陽光発電は代表的な研究として知られており、太陽光を専用のパネルで受けることによって電力を生み出すことが出来ます。環境に優しいエネルギーとして大変注目されるようになり、現在は大規模な発電システムが作られたり、宇宙でも使用することが出来る発電システムも研究が進められています。もちろん昔ながらの農業でも太陽の存在は非常に重要で、日の光をたくさん受けた野菜や果物は高品質なものが多くなりますが、近年では日の光が弱いときや、日照時間が短く気温が下がりやすい冬場はビニールハウスを使うことで、いつでも新鮮な野菜や果物などを食べられる環境づくりが行われています。
 こうした太陽光を利用した産業では、日照時間が非常に重要な意味を持ちます。日照時間が長ければ長いほど、太陽光発電で発電できる時間は長くなりますし、野菜などの作物の栽培時期を調整する際の基準にすることができたりと、様々な分野で日照時間が重要な情報となるので、より正確な日照時間を知るために多くの方が日照計を利用しています。日照計は日照時間を計測するための機器です。普段の生活で日照時間を意識したことがないという方も多いと思いますが、日照時間を正確に知ることができるとより多くの利益を生むことができることもあるので、もしそんな機会があれば、どんな日照計を使えばよいのかを考えてみてください。
 日照計が活躍する分野は工業や農業など多岐に亘りますが、多くの人の生活にかかわっている分野といえば、気象にまつわる分野でしょう。日照時間の長さは季節の変化に大きく影響し、夏場は日照時間が延び、逆に冬場は日照時間は短くなります。こうした時間の変化で季節の変化を確認することができるので、気象庁などでは日照時間の計測を行っています。そうした膨大なデータは今後の天候を予測する上で重要な情報にもなるので、これからもチェックを続けていれば天気予報の確立も上がってくるでしょう。
 個人で日照計が使われるケースは殆どありませんでしたが、最近は太陽光発電導入時に使われることが増えてきています。太陽光発電は当然太陽光が必要なので、発電システムを設置する際、どこが一番日照時間が長くなるか確認しておくことで、より多くの発電量を確保することができます。更に住んでいる地域によって、梅雨があったり雪が降ったりと、様々な要因で日照時間は変動するので、特に大規模な発電システムを設置する際は日照時間が長い地域に施設を用意したという企業も多いです。農業でも日照時間の存在は非常に重要です。ビニールハウスでの促成栽培を行っている農家では日照時間が短い時期はビニールハウスを暖め、日照時間が長い時期は太陽光だけで作物を育てたりと、時期に応じて使用する燃料の量を抑えて経済的な負担を減らすようにしています。畑で作物を育てる際も日照時間の長さは重要なので、たくさんの太陽光を当てたいときは、その時期に作物が成長するように種まきを行います。
 日照計を導入する際は、どんな性能を持っているかきちんとチェックすることが大切です。昔の日照計はガラス球の中に記録紙を入れて日光で紙が焦げた部分の長さで日照時間を判断するという非常にシンプルな作りになっていることが分かりますが、現在はより高性能な日照計が使われており、今まで以上に詳しい情報を調べることができるようになっています。例えば、光センサーを搭載することで、太陽光が雲などで遮られた時間帯や日が弱いタイミングを調べることができるようになり、昔のような単純な調査だけでは得られなかった詳しい情報も知ることが出来るようになりました。更に、温度や湿度といった周辺環境の影響を受けていた調査結果も、ヒーターなどを装備することで精度が高く、より正確な情報を集めることができるようにもなっています。日照計によって得られる情報を利用して、別の機械を操作することもあります。例えば太陽光発電システムは、日照時間や日射量などをリアルタイムで調査することで、一日の発電量や発電効率を調べることができるようになっていますし、ビニールハウスの運営に利用する際は、センサーをビニールハウスとつなげて、晴れている日は機械を動かさず、夜や暗い時間帯は動かすといった、無人での操作もできるようになったりと、様々な機能などを加えることによってより多くの人の苦労や手間を省くことができるようになりました。

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