2020-12-22

ため池の洪水調節機能を維持するためには日常の管理が重要であり、異常が確認された際に適切に対処しすることで大きな被害を未然に防ぐことに繋がります。農林水産省HPには「ため池管理マニュアル」が用意されています。管理のポイントとしては、①上流の山林の状況・②ため池の草刈りと点検・③洪水吐の掃除・④貯水と取水があります。

①上流の山林の状況
上流の山林を伐採したり倒木を放置したままの状態にすると、ため池に流れ込む水の量が一気に増えたり流木などが流れ込むようになることがあります。排出能力を越えた水が流れ込んだり洪水吐や水路を塞いでしまい、結果として堤体の決壊が発生する可能性があります。

②ため池の草刈りと点検
堤体の草刈りをすることにより、堤体の異常が見つけやすくなります。

③洪水吐の掃除
洪水吐の土砂やごみ・流木は頻繁に取り除き、堤体から水が溢れないようにする必要があります。

④貯水と取水
ため池の貯水量を急激に増やしたり減らしたりすると、堤体に損傷を与える可能性があります。緊急時を除き、水量の調節は徐々に行います。取水施設の点検やメンテナンスも重要です。

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