長短波放射計 CNR4
本センサーは、可視域~近・中間赤外域における短波放射日射と、遠赤外域における長短波放射について、上向き放射と下向き放射をそれぞれ独立して、4 つの成分をそれぞれ測定することが可能です。
長短波放射計による測定を行うと、アルベド、短波放射収支量、長波放射収支量、放射収支量、推定天空温度および推定地表温度を求めることができます。また、内蔵ヒーター付きファン(オプション)によりセンサーの結露を防ぐことも可能です。
特徴
- 長波放射・短波放射を上下方向に同時測定
- 高信頼性・高耐候性
- Pt100 温度センサーが内蔵
- オプションでヒーター付きファン搭載可能
仕様
感度 | 約5~20mV/kw・m2 ※機種毎に検定値付属 |
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温度センサー | Pt100(A級)内蔵 |
応答速度 | 18sec以下(95%) |
温度特性 | 約4%(-10~40℃) |
非直線性 | 約1%以下 |
波長範囲 | 日射計:305~2800nm 赤外放射計:4.5~42μm |
出力範囲 | 日射計:0~50mV 赤外放射計:-5~5 mV |
動作温度範囲 | -40~80℃ |
寸法 | 本体:111W×235L×66H (mm) |
重量 | 約850g |
出荷時指定 | ケーブル長:標準10m 例: CNR4(型名) ‒ L10(ケーブル長) |
オプション | ファンヒーター: ヒーター部10W、ファン部5W(DC12V 1.3A、500g) |