「特別警報」について (1)

2021-06-11

「特別警報」とは

 特別警報とは、警報や注意報を発表する基準をはるかに超え、重大な災害が起こる危険性が高まっている時に最大級の警戒を呼び掛けるために発表するものです。2013年8月30日から運用が開始されています。

 特別警報が発表されるということは、一生に一度経験するかどうかというレベルの重大な危険が差し迫った異常な状態にあるということです。ただちに命を守るための行動をとる必要があります。

 特別警報が発表されていないから安心というわけではありません。気象庁から段階的に発表される警報や注意報も活用し、早めの行動を心掛けることが大切です。

 特別警報の対象となる過去の現象の例(特別警報運用開始後も含む)としては、「東日本大震災」における大津波(2011年)、観測史上最高の潮位を記録した「伊勢湾台風」の高潮(1959年)、紀伊半島に甚大な被害をもたらした「平成23年台風12号」の豪雨(2011年)東日本の広い範囲で河川の氾濫等による甚大な被害をもたらした「令和元年東日本台風」の大雨(2019年)などがあります。

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