接触型温度センサーの特徴【測温抵抗体】

2021-01-25

測温抵抗体の特徴

 測温抵抗体は温度に比例して金属の電気抵抗値が変化する性質を利用したもので、ガラスやセラミックなどの芯体に白金線や銅線などの金属線を巻いた測温抵抗素子を保護管に収納した構造をしています。
 測温抵抗体は接触式の中でも精度が高く、特に白金は温度特性が良好なため、白金測温抵抗体が多く使われています。低温域の計測に適しているため熱電対と使い分けられることが多いですが、熱電対よりも構造が複雑で貴金属線を使うことでコストがかかりますが、高精度という利点から工業計測などで重要な役割を果たしています。

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