「接触型」温度センサーの種類と特性

2021-01-23

非接触型センサーの種類と特性

 接触型の温度センサーには熱電対・測温抵抗体・サーミスタの他に光ファイバー・半導体・バイメタルなどがあります。いずれも測定対象物の熱をセンサーに伝えて計測するのが特徴です。具体的には、温度差のある温度センサーと測定対象物を接触させることで高温側の熱を低温側に移動させ、熱平衡状態(両社の熱が均等な状態)にして計測します。接触型の温度センサーは熱伝導性や熱容量、耐久性などの性質によって、計測温度範囲や応答速度などの特性が決まります。
 一般的に、接触型は非接触型よりも高精度化しやすく、内部温度も測定できるほか、二次加工もしやすいため、用途に応じた様々な製品があります。よって、接触型は工業用途で多用されることはもちろん、幅広く利用されています。しかし、熱平衡状態になるまでにある程度の時間が必要であり、測定対象の熱容量が小さいと熱平衡状態が乱れやすいという難点もあります。

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