2018-11-08

電源不要な風向風速の計測

風向風速計とは様々な場面で使われている気象観測装置です。日本には地上気象の観測地点が複数箇所存在しており、そのような場所で風の状況を知るために活用されています。風向きと風の速さは私達の生活に直結しており、風が強く吹くことで海上の波の高さに影響しますので、漁師や海運会社は風を気にしながら仕事をしています。また、風力発電を海辺などに設置している人もいます。発電量は風に影響を受けるので、設置前の風況観測で風向風速計が必要なケースもあります。地上においては、工事会社の高所作業や農家の農作物に影響が出ることもあります。このように風観測はあらゆる場面で私達の生活を支えていますが、その観測を実現しているのが風向風速計です。
各種風観測システムは電源の取り方がいろいろ考えられますが、例えば商用電源・太陽光パネル・乾電池等があります。商用電源がない場所において乾電池駆動をする場合、電池の持ちが悪いシステムだと電池にお金がかかり、頻繁に電池交換をしなければなりません。しかし、太陽電池によるバッテリー充電式であれば電池交換をする手間をかけずにできるので、観測にかかる負担を少なくすることもできます。

過酷な環境での風観測

風の観測をする場所は決して良好な環境ばかりではありません。かなりの高温になるところや、海辺や山岳地帯のように常に強く吹くところで観測することがあるかもしれません。耐久性のある風向風速計を選択すればこのような風が強く吹く環境や、比較的気温が高い場所でも風観測をすることができます。このような過酷な環境には商用電源を用意できないことが多く、乾電池駆動式や太陽電池を使用したシステムを選択する必要があります。電源不要な風観測システムにすれば、観測場所が限定されることなく、幅広い地点での観測に対応することができるでしょう。風観測システムの中には軽量で小型のものもあります。設置や運搬をする時の手間を省くことができたり、電源不要と同様に設置できる場所を増やせたりする可能性があります。このように現在販売されている製品の多くは機能性に優れ観測者の観測の手間、設置負担を少なくできるようなものが多くなってきています。


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