気象観測とアメダスについて
気象観測とは風向風速や気温、湿度、降水量、気圧など物理的なものを観察したものです。気温と湿度は百葉箱ではかります。百葉箱は芝生の上に設置されており、白色に塗装されています。風はビューフォート風力階級で分類されたりは風向は16方位で表されることが多いです。雲の動きなどは気象衛星ひまわりによって観測されています。日中はもちろん、夜も雲の状態を赤外線で観測しています。台風もこのひまわりによって観測されています。ひまわりはオーストラリア上空から東南アジアの上空まで観測することができます。ひまわりは高度36000キロメートルの静止軌道に打ち上げられた静止気象衛星です。これは私たちの生活に深く結びついており、例えばそれは天気予報などです。天気予報の雲の画像はさきほど書いたようにひまわりの画像です。簡単に言うと大気中の状態を観測します。他には海や山でも観測が行われたりします。空港でも気象観測データは使用されています。
アメダスとは気象庁が行っている気象観測システムのことです。全国に1000ヶ所以上設置されています。雨量や気温、湿度、風などを記録して気象官署に送られます。 アメダスは狭い範囲の局所的な豪雨までは観測できないことがあります。約10分毎にセンターに送られてくるデータは気象庁ホームページで公開されている数値にも利用されています。
設置場所は地面が芝生でまわりは風通しが良いことなど、様々な条件があります。芝生は太陽の反射を防ぐため、雨量計に地面から跳ね返った雨粒が入らないようにするなどの理由があります。樹木や建物によって風が遮断されないような見通しの良い場所であることも重要です。観測データを一般公開するためには、気象庁検定に合格した測器を使うことが気象業務法で決められています。