非接触型温度センサーの特徴【焦電素子(パイロセンサー)】

2021-02-21

焦電素子(パイロセンサー)の特徴

 焦電型センサーは、物質の温度が変化したとき、表面に電荷を生じる強誘電体セラミックの焦電効果を利用したものです。小型で消費電力が少なく回路構成も簡潔なので、低温用の放射温度計やガス分析器などに利用されます。特に人感センサーとして利用されることが多く、これは人体から出る赤外線を検知します。侵入検知用のセキュリティ対策をはじめ、照明器具の自動制御用として使われることが多く、今後も需要の拡大が見込まれます。

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