太陽光発電システムの導入を考える

2020-05-14

 太陽光発電は補助金が出るようになってから注目されるようになり、関心が集まりました。確かに初期投資は高いですが、太陽光で発電した分の電気をお金で売ることができる素晴らしい仕組みです。雨が少ない月だと売電金額かなり高額になるので、家計の足しになるでしょう。そして、太陽光パネル自体は半永久的に使用できると言われているので一度パネルを設置してしまえば、メンテンナンスしなくても良いところも優れています。
では、太陽光発電計測システムとはどんなものかというと、太陽光発電設備の発電状況や気象状況などを測定し、記録や表示をするシステムです。太陽電池の発電量は、雲の分布に大きく影響を受けますので、研究で雲量の測定を行っている機関もあります。また、パワーコンディショナの発電データ、太陽光パネルの入力電力、電圧、交流電力出力電力、電流、電圧、日射量、気温、太陽光パネルの温度などを蓄積し、日報、月報、年俸のデータ表示、トレンドグラフ表示およびCVS形式でのデータ出力もできるようにします。また、パワーコンディショナで検知した異常情報の履歴も蓄積します。このように、たくさんの要素の測定をしながら太陽光発電計測の研究や稼働状態の監視が行われています。
また、太陽光発電計測システムで使用した電力も蓄積すれば、どれだけの電力を使っているのかを振り返ることができるので、意識的な節約で電力の節約にもつながります。また、発電量も今どれだけなのか見ることができます。今は何でもエコの時代なので、どんな電化製品もエコを意識した製品が多くなっています。太陽光発電を設置するための費用が高いのでお金がある人にしか導入できないと思っている人もいますが、個人レベルで取り付ける時代ですし、導入にかかった費用は戻ってきます。また、最近の建売には太陽光発電システムが最初から付いている物件もたくさんあり、それだけ普及しています。また、節電の意識も高まりますので、興味がある人は一度導入を検討してみてもいいかもしれません。

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