雪崩による災害~雪崩とは~

2022-03-05

雪崩とは

 雪崩とは「斜面上にある雪や氷の全部、または一部が肉眼で識別できる速さで流れ落ちる現象」と定義されています(日本雪氷学会)。
 雪崩跡は「発生区(積雪が崩れ動き始めの部分)」・「滑走区(発生した雪崩が通った部分)・「堆積区(崩れ落ちた雪が積み重なる部分)の3つに区分することができます。雪崩によって堆積した雪は「デブリ」と呼ばれています。また、すべり面の位置によって、「表層雪崩(すべり面が積雪内部)」と「全層雪崩(すべり面が地面)」に分類されます。
 雪崩は人里離れたところで発生することが多いですが、広範囲にわたる甚大な被害をもたらすこともあります。雪崩は豪雪地帯で暮らす住民だけでなく、登山やスキー、観光などの目的で訪れる人々も被害に遭う可能性があります。雪に対する正しい知識を持つことが大切です。

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