「激しい雨」とはどんな雨?
2022-08-05
天気予報で「激しい雨が降ります」や「強い雨が降ります」などの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。気象庁はこのような雨の強さの表現を5段階で定義しています。
- やや強い雨:1時間雨量10mm以上~20mm未満
ザーザーと降る雨。地面一面に水たまりができる。
- 強い雨:1時間雨量20mm以上~30mm未満
土砂降りの雨。傘をさしていても体が濡れてしまう。
- 激しい雨:1時間雨量30mm以上~50mm未満
バケツをひっくり返したように降る雨。
道路が川のようになる。
- 非常に激しい雨:1時間雨量50mm以上~80mm未満
滝のように降る雨(ゴーゴーと降り続く雨)。
傘が役に立たなくなる。
- 猛烈な雨:1時間雨量80mm以上
息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じる雨。
※画像は気象庁提供
最近では「一時間に100ミリを超える雨を観測した」というようなワードを耳にしたこともあると思います。100ミリの降水量というのは、一メートル四方の場所に一時間で10センチほどの雨が溜まるような状態です。重さに表すと約100kgになります。とても危険な状態ということがわかると思います。