「熱型」の赤外線センサーは測定対象の温度に反応するセンサーですが、「量子型」は赤外線を「光」として検知するセンサーです。素子はフォトダイオードやフォトトランジスタ、フォトICなどの化合物半導体が用いられます。 量子型赤外線センサーは感度が高く、応答速度に優れていることが特徴ですが、高感度を実現するために一部を除き専用の冷却装置が必要であり、小型軽量化や低コスト化を進めることが難しいのですが、「熱型」では実現できない精度が求められる現場で使われています。