「春の嵐」の発生事例

2022-04-10

急速に発達した低気圧による暴風被害(2012年4月)

 2012年4月2日に黄海で発生した低気圧が2012年4月3日から5日にかけて日本を横断しました。低気圧の中心気圧が24時間で42hPa降下し、台風並みの発達をみせました。この低気圧の通過に伴う暴風により、死者を含む人的被害や住宅被害、停電や交通障害が発生しました。また、気象庁からは外出を控える等の異例の注意喚起も出されました。春の嵐をもたらす低気圧は台風とは異なり中心から離れた地域でも強い風が吹くため、広範囲に被害が及ぶことも特徴です。ちなみにこの年は、「ユーキャン新語・流行語大賞」で「爆弾低気圧」がトップテン入りしました。

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