冬季の気象災害

2021-11-08

 ”気象災害”というと、夏から秋にかけての豪雨や台風による災害を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、冬季は降雪や低温、強風などによる気象災害が発生するシーズンであり、夏から秋とは異なる準備が必要です。

 冬は、天気予報で「西高東低」の気圧配置という言葉をよく耳にします。日本の西側にあるシベリア高気圧と東側のアリューシャン低気圧がお互いに強まるため、「西高東低」の気圧配置になり、冬季に特徴的な強風・降雪・低温などの気象現象をもたらします。

 また、春先にかけては「南岸低気圧」という言葉を耳にするようになるのではないでしょうか。四国沖や東海沖、東シナ海などで発生して南側の沿岸部を通る低気圧が「南岸低気圧」と表現され、この低気圧は西日本と東日本の太平洋側に大雪や大雨をもたらすことがあります。

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