春の天気の特徴を表す5つの言葉があります。5つの言葉とは、「強風」・「乾燥」・「寒暖差」・「花粉」・「黄砂」です。全ての頭文字が「K」なので、「春の5K」と呼ばれています。(※気象庁の予報用語ではありません。)
- 強風
低気圧が日本付近を通過することがあり、風が強くなります。
- 乾燥
乾いた空気の移動性の高気圧におおわれた日に気温が上がり、空気が乾燥しやすくなります。
- 寒暖差
春は一年で最も寒暖差が激しい季節です。朝晩の寒暖差だけでなく、日ごとの寒暖差も大きくなります。
- 花粉
スギやヒノキの花粉の飛散量が多くなり、花粉症に悩まされる人が増える時期です。
- 黄砂
東アジアの砂漠域や黄土地帯から強風で巻き上げられた多量の砂塵が、上空の風によって運ばれてくる現象です。時には空が黄褐色になることがあります。
冬が終わりホッとする春ですが、「春の5K」には注意が必要です。