通常、気温は温度センサーを百葉箱や自然通風シェルター、強制通風筒等に入れて計測します。では、なぜ温度センサーの感部が外に出た状態で計測を行わないのでしょうか。
「気温」は、「空気の温度」のことです。晴れた日は、太陽から放出された電磁波が地面をあたため、その熱が空気をあたためます。その空気が周りに動いていくことで、全体を温めていきます。この熱の伝わり方を「対流」といいます。この対流によってあたたまった空気の温度が、本物の気温です。