1月15日13時10分頃(日本時間)に発生した、トンガ諸島付近のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火は日本にも潮位変化をもたらしました。気象庁の発表は当初「若干の海面変動の可能性がある」にとどめられていましたが、予想に反して20時ごろから全国の太平洋沿岸で潮位変化が確認されました。奄美大島の小湊で23時55分に1m20cmが観測されたことを受け、16日未明には津波警報や津波注意報が発表されました。
また、潮位変化が確認されはじめた15日(土)の20時過ぎに全国各地で一時的な気圧変化が見られ、噴火した時の衝撃波(空振)が到達した可能性があるとみられています。