2016年4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード6.5(最大震度7)の地震が発生、その約28時間後の16日1時25分、同じ熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.3(最大震度7)の地震が発生。ほぼ同じ震源で短い間に2度の激しい揺れが発生したことで、熊本県を中心に甚大な被害が生じました。
最初の大地震の後にさらに大きな地震が発生したことを受け、気象庁では大地震後に余震活動を前提としない地震の見通しの呼びかけを開始するようになりました。「余震」という言葉は、”最初の地震よりも規模の大きな地震は発生しない”という印象を与えることから、防災上の呼びかけにおいては余震という言葉よりも地震という言葉を使うことが望ましいと考えられるようになったためです。このように、その後の地震防災業務に活かされ、政府や各省庁の対応や法制度などが変化しています。
フィールドプロに熊本出身者がいたこともあり、現地でボランティア活動を行いました。