導入事例~国際芸術祭「あいち2022」~②
2022-08-19
国際芸術祭「あいち2022」の第2弾です。
(第1弾はこちら 導入事例~国際芸術祭「あいち2022」①~)
今回は、パナソニックホールディングス株式会社様に納入した、弊社の制御システムの内容について説明したいと思います。
制御ボックスの中に、弊社のデータロガーFieldMarkが組み込まれています。
気象センサーの風速計、温度湿度計(自然通風シェルター付き)、感雨計がデータロガーに接続されています。
センサーからの出力をデータロガーで受けデータロガー内で演算処理をすることで物理値に変換します。
・風速計(パルス出力):パルス数から、風速の数値(m/s)に変換
・温度湿度(電圧出力):電圧値に応じて、温度(℃)と湿度(%)の数値に変換
・感雨(電圧出力):出力電圧のあり/なしで、降雨のあり/なしを判別
データロガーは、各種気象センサーから出力される瞬時の観測値を元に、平均や積算などの統計処理を行い、制御に必要な気象データを作成します。
次回の第3弾では、いよいよ屋外演出システム全体の流れを説明します。
担当 :高棹(営業技術)、山口(技術)