青い空、白い雲。夏の真っ青な空に映えるモクモクの入道雲は、「これぞ夏!」と思わせてくれる雲です。入道雲は「積乱雲」の一形態の呼び名で、積乱雲はつよう上昇気流によって鉛直方向に伸びる特徴があります。
積乱雲は上空には冷たい空気、地上には温められた空気の層がある”大気の状態が不安定”な気象条件で発生しやすくなります。地上付近の空気が湿っていると、さらに不安定な状態になり、積乱雲が発達しやすくなります。積乱雲が近づくと、急に激しい雨が降ったり、雷や雹、突風を伴うことがあるので注意が必要です。