地上気象観測

地上気象観測 どこでも計測、現場条件に最適な観測システムを構築

山岳・沿岸・市街地など、設置条件が厳しい現場でも、電源・通信・運用条件を踏まえ、用途に合った地上気象観測システムを設計・構築します。スタンドアロンからネットワーク型まで、現場条件に応じた観測方式に対応します。

■ こんな課題はありませんか?

  • 電源や通信環境が整わない場所で観測したい
  • 長期間の無人観測で安定したデータ取得が必要
  • 複数地点のデータをまとめて管理したい
  • 気象庁検定対応のセンサーで信頼性の高いデータを公開したい

■ フィールドプロの解決策

フィールドプロの地上気象観測ソリューションは、観測環境・期間・運用方法を踏まえ、センサー・データロガー・電源・通信を最適に組み合わせて設計します。

方式 概要 主な用途
スタンドアロン型 商用電源不要。データロガー内部に自動記録。 山岳地・極地・通信圏外など、無人環境での観測
ネットワーク型 LTE等でリアルタイム配信。 広域モニタリング、防災・監視用途
ハイブリッド型 ローカル保存と遠隔監視を組み合わせた構成。 研究観測・遠隔監視など、柔軟な運用が求められる用途

■ 特徴

1. 電源環境に依存しない長期安定稼働

低消費電力データロガーを採用し、電源のない環境でも長期間の無人観測を実現します。

2. 高精度・高信頼の観測データ

気象庁検定対応センサーを採用。気温・湿度・風向風速・雨量・日射量・気圧・積雪深など、目的に応じた観測項目を組み合わせ可能です。

3. 設置・運用を考慮した構造

軽量・コンパクト構成で、山岳部や沿岸部などでも搬入が容易。限られた工具、手袋着用下でも設置しやすい構造としています。

4. データ運用まで含めた提案

ローカル保存からクラウド連携まで対応。Webブラウザによるリアルタイム監視や過去データ解析など、研究用途・公開用途・防災用途に応じた運用が可能です。

■ 導入事例

●極地での気象観測(電源なし/極寒/徒歩運搬)

  • −40℃環境でも使用可能なバッテリーと太陽電池を採用
  • 限られた工具でグローブを着用したままでも設置できるよう、防水コネクタによる誤配線防止設計
  • 低消費電力を考慮した構成で長期観測に対応
ACT
ACT様(白馬乗鞍岳山頂直下)
NagoyaUniv
名古屋大学様
JMSTEC
海洋研究開発機構様

●市街地での気象観測(電源あり/常時監視)

  • 市街地・工場に設置し、安定電源を活用。強制通風筒やヒータ付き測器を使用可能
  • リアルタイム監視による異常の早期把握。

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