2019-11-26

 TVやラジオなどから知らされる天気はどのように測定され、決定されるものなのでしょうか。天気を決定するためには、気象観測システムを使ってそれぞれの要素を決めていかなくてはなりません。それぞれの気象要素である気温・湿度・大気圧・風向・風速・雲の量や形状・降水量についての情報を正確に記録していくことができます。
 また、気象観測システムによる気象観測は毎日決まった時間に行っていかなくてはなりません。更には、継続して観測を行っていくことも重要です。経時的に正確に測定された気象データによって、その土地の持っている気象の特性を知ることができるようになります。天気予報もその情報に基づいて行うことも可能になりますので、農業をする際の有力な情報となってきます。農業のみならず災害の予測も可能になってきますので、自然災害を防ぐための有効な手段になることも期待できます。
 最近では気象衛星と連携した測定も行われるようになってきています。普段はあまり気に留めることがない天気ではありますが、実際には非常に私たちの生活に密接したものであるのです。天気予報が雨の時には、傘を忘れないようにしようという感じで多くの人は天気をとらえているかと思いますが、気象観測システムによって得られたデータから多くの知見が得られ、それによって、豊かな生活を送れるようになっているのです。気象観測を毎日欠かさず行っていくことはそれぞれの地域で生きるための貴重な情報になってくるのです。
 また、気象観測データを測定する際には正確に測るためのノウハウがありますので、それに基づいて行っていかないと、正しく気象状態を把握することは不可能になってしまいます。天気予報は当たる場合もありますし当たらない場合もあります。予報は毎日欠かさず行われている気象観測の結果を根拠に総合的に行われますが、日々の測定が精度よく行われているにも関わらず当たる場合と当たらない場合が出てきてしまいます。天候の予報に関しては晴れの可能性が非常に高いけれども、場合によっては雨が降ることも考えらえるというようなものとしてとらえておけばいいでしょう。日本は比較的気候が温暖なほうですので、1日の中で急に天候が変わるようなこともあまりありませんので予報が比較的当たりやすいといえますが、熱帯地方などは1日の中で目まぐるしく天候が変わることも多いので、その予報が非常に難しいとも言われています。最近では日本でも気候が温暖ではなくなっていて、ゲリラ豪雨のようなこれまで見られなかったような天候となることもあり、従来の予報では予測不能の現象も発生してきています。
 予報の精度を上げるには、気象観測システムの観測ポイント数を増やすことが最良の方法です。更には、蓄積データがあるような場合には、できる限り多くのデータを用いて総合的に天気予報をすることが改善策となっています。一方で気象観測の手段の精度は著しく改善されるようになってきています。できるだけ良い測定装置を用いて、精度の良い観測を行っていく努力も同時に必要となってきます。気象観測システムを選ぶ際に、機器の測定精度が良いものを選ぶということは非常に重要であるのは言うまでもありませんが、気象観測を正確に行うには測定する周囲の環境にマッチした測定というものが必要になってきます。例えば、気温や湿度を測定する際にはセンサーの部分に直射日光が当たらないようにしなくてはなりません。そのような環境で測定を行わないと正確なデータを得ることができなくなってしまいます。また、システムに供給する電源は常に安定するようにしておかないと、データが取得できていなかったということも起きてしまいます。さらには、電源の供給が難しいような場所での測定の場合には、電池式や充電式の計測システムを構築する必要があります。測定されたデータを保存するための記録装置も必要になってきます。大容量のデータを安全に記録することが可能な記録計が重要になります。同時に、重要なデータが消えないようにバックアップシステムを確立しておくことも需要なポイントになってきます。データはPCなどからもアクセスして解析可能なタイプである方が更に便利といえます。

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