「寒波」と「寒気」はニュアンスが似ているように感じますが、どのような違いがあるのでしょうか。その違いは気温の低下が続く期間です。
気象庁の「気温に関する用語」によると、
寒波:主として冬期に、広い地域に2~3日、またはそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらすような寒気が到来すること。
寒気:周りの空気に比べて低温な空気。
とあります。
寒気は寒さの程度のことを表すため、一時的なものです。一方、寒波は長く続くものを指すことが多いです。そのため、寒波が襲来すると大雪や吹雪などをもたらし、事故のリスクや交通機関の乱れ、停電、水道管の凍結など、日常生活に大きな影響を与えることがあります。