極地気象コラムシリーズ第11回 データロガーに関する問題と対策(1)「低温」編
2020-11-16
				データロガーの問題と対策
データロガーは電子機器のため、安定動作する温度域が限られています。
低温環境下における動作不良も発生しやすく、データロガーの運用は低温との戦いともいえます。
低温に起因してデータロガーに発生する問題例
- 液晶の表示内容が識別することが困難になる
 - 回路基板表面に結露及び凍結現象が発生し、内部回路が破損する
 - 電解コンデンサが電解液の凍結が原因で故障する
 
データロガーの低温対策
- 液晶の他にLEDを装備→液晶が凍結してもデータロガー動作状態の判別が可能
 - 防湿コーティングの工夫→特殊なコーティング剤を使用する事で耐久性を確保
 - 電解コンデンサ等の凍結に対する対策→低温でも使用可能な部品の選定
 

	

