極地気象コラムシリーズ第02回 極地観測とは
2020-10-22
極地観測とは
極地観測の定義と環境(フィールドプロとして)
地球における極地
地球における極地とは、北極及び南極とその周辺地域となります。
環境としては極端な低温になりますので、気象観測をする上では極寒・強風との戦いです。
ヒマラヤ山脈
ヒマラヤ、その周辺のカラコルム山脈・チベット高原などの地域における気象観測です。
環境の過酷さ、到達困難度から「第三の極地」とまで言われています。
環境は極寒・強風はもちちろん、それに加えて、設置難易度の高さが問題となります。
その他(山岳地帯・砂漠地帯)
各大陸の山岳地帯(アンデス山脈、アラスカ山脈など)です。
環境はヒマラヤ同様、極寒・強風であり、計測をする上ではここでも設置難易度の高さがネックとなります。
日本国内
山岳地帯、北海道、離島などの極寒地域です。
環境は北極・南極・海外の山岳地帯ほど過酷ではありませんが、計測をする上ではやはり低温・強風が問題となりますし、これに加えて雷との戦いが待ち受けています。