先日見上げた空に秋を感じました。
秋を感じる雲といえば、いわし雲・うろこ雲・さば雲・ひつじ雲。秋の季語にもなっています。いわし雲・うろこ雲・さば雲は「巻積雲」の別名で5~13kmの高度にできる雲です。ひつじ雲は「高積雲」の別名で2~7kmの高度にできる雲で、ひとつひとつの雲の塊がうろこ雲より大きいです。 これらの雲はほぼ年中見られますが、秋は空が澄んで上空の高いところまで見通しがきくようになって見やすくなります。また、巻積雲や高積雲は天気が崩れることを教えてくれる雲であり、前線が多く近づくと登場します。「うろこ雲が出たら三日のうちに雨」や「ひつじ雲が出ると翌日は雨」ということわざもあります。