極地気象コラムシリーズ第12回 データロガーに関する問題と対策(2)「落雷」編
2020-11-18
データロガーの問題と対策その2
落雷とデータロガーの問題
データロガーが落雷の受けやすい地域に設置されることがあります。データロガーは電子製品であり、落雷のような高電圧の影響を強く受けてしまいます。落雷はデータロガーに強い影響をもたらし、場合によっては回路故障の被害を誘引しますので、データロガーの設置は落雷との戦いです。国内では冬の北陸地区で頻繁に故障する傾向があります。
データロガーの落雷対策
- 全チャンネルにサージアブソーバを搭載→直雷以外の故障を避けることが可能
- AC電源からの誘導雷やサージ対策→万能ではないが、7割以上の故障を避けることが可能
- 避雷器等でも解決策が見いだせない場合は、AC電源と切り離して太陽電池システムに変更